生きる価値すらないと泣きながら 明日を拒む日はまた来るでしょう

今日は入浴介助の日。短パンにTシャツ、それに頭にタオルを巻いてもらいました。
「おばちゃん」とか言われてたけど…。気合いの入れ様サァ!
主な仕事は風呂ん中で患者さんたちの体を洗ったりすること。
すごーく忙しい。数をこなすと言ったら失礼だが、本当にそういった感じで。
次々に患者さんを洗っては流し、浴槽に入ってもらい…の繰り返し。
その中でもやはり色々な患者さんがいらっしゃいます。
自立で脱衣・洗体・入浴・着衣…出来る方、部分で出来ない方、全介助の方。
私としては自立の方は自分でやって頂き、
部分介助の方は残存能力を考慮しながら、介助したいという気持ちがあります。
…が、忙しすぎる中そういうわけにもいかず、とにかく洗うって形が実情です。
出来るだけ「自分で洗ってくださいね」とタオルを手渡すようにしてますが、
ゆっくりしてある患者さんの分はいつの間にか職員がパパーっと洗って
「はい、風呂入っていいよ!」と、まさに「数をこなしている」状態です。
これじゃダメなんだろうけどなぁ〜。「んな余裕ない!」って怒鳴られるのも、現状です。



先月かその前か、別の病棟から転棟されてこられたMさんという女性の患者さんがいらっしゃいます。
Mさんははじめは開放病棟にいらっしゃったんですが、結核を患い、結核病棟へ行かれ、
運動制限のため車椅子に乗られ、いたれりつくせりに近い生活をしてらっしゃったらしいのです。
その為、現在も何かしら職員に頼まれる事が多いのです。ご自分で出来ることも。
愛嬌のあるその姿と声で頼まれるので、ついつい「してあげたくなる」自分がいるんですが、
心を鬼に!
「自分で出来るんでしょう?出来ます。やれなかったら手伝いますから」といい、姿を消します。
はじめの方は出来ない出来ないって騒がれているんですが、暫くすると静かになられ、
ご自分で事をこなされています。チラっと覗くと、また出来ない出来ないって騒がれます。
頑張ってと一言声をかけて、身を隠すとまた静かに事をこなされます。
事が済んだらまた騒がれます。終わった証拠です。
そこでやっと近くに行き、ご自分で出来ることはしましょうねってことを伝え、
そして出来たことに対する賛美の言葉をかけます。するとすごく喜ばれます。
私が介助に入る時は毎回コレをやっているんですが、
次第に出来ない出来ないって騒がれる回数が減ってます。
出来ることまでやってもらってたら、やり方忘れちゃうよーって、呪文のように言います。
とっておきには「Mさんのあまえんぼうー」とからかう様に言います。
すると「Mさんのあまえんぼうー」と私の真似され、場が和み、「やる気」になられるようです。
一人一人の個性を、特性を掴まない事には出来ないなぁとしみじみ感じます。
だからこそ患者さんと接する時間がもっと欲しいのになぁ。あーあ。



今月入ってこられた新人さんが今月いっぱいで辞められるらしい。はやっ。
「周りがおばちゃんばっかで嫌やったっちゃろ?」「若者がいなくなるねー」
…私もかろうじて、かろうじて若者ですが???
「あんたは年寄り若者やねー。落ち着いてるっていうかなんつうか」
落ち着いてるなんて初めて言われたかも。へへ。ちょっと嬉しいじゃない??



明日はナースより杏酒ブランデー漬けを頂く予定。
色んな方面から酒頂いてるなぁ。酒好きって有名なわけ?弱いけどね。

おしゃれなフルーツカクテルの事典―フルーツを使ったきれいでヘルシーなカクテルを

おしゃれなフルーツカクテルの事典―フルーツを使ったきれいでヘルシーなカクテルを

数年前に購入。写真もきれいで惚れて購入。今どこにあるんだ?相方ちゃんち?
数種類だけどお酒の漬け方も載ってます。これで「苺酒」を漬けました。
昔はバーで働いてみたかったなぁ。バーテンダー。今は客がいい。
久々にカクテル作るかな。今あるリキュールは、メロン・アプリコット・ブルーキュラソー
そしてスミノフウォッカ。あとは主任の梅酒と掃除のおばちゃんの梅酒と特製苺酒。
冷蔵庫には豆乳・カムカム酢・ジュアリティーマックス(お茶)・冷凍苺。
さて、何が作れる?うーん、なんだかなぁー。
疑問だけど、なんで居酒屋のチューハイってあんな美味いわけよ。謎すぎる。
ラブ村さ来。生絞りチューハイ最高。一週間の疲れが瞬時にとれます。
「かはぁ〜!」って言っちゃうもんね。おっさん…。けどあの五臓六腑に染み渡る瞬間、
たまんないっすね。ええ。「生きてて良かったぜー!」って涙出そうです。
あーあ、DITAが欲しいなぁ。ラブライチ。たまんにゃい。