ストレンジカメレオン

jasmine156さんのブログより
「結局、自分だったら、自分の親や子どもがそのサービスを受けたらと置き換えて考えるのが
 一番確実ですね」(http://d.hatena.ne.jp/jasmine156/20050625)
という一言を見て納得。
実際そうですよね。自分が入りたくないと感じる病院・施設は、そこに入ってある方も
同じ不快感を感じてる可能性は大なんですから。
それを誰が作り上げてるって自分もその加担者なんですから。
でも実際、心底そこが好きだと思える職員さんはどれだけいらっしゃるでしょうか…。



「小売業ではここまで顧客満足度の向上が重要視されているのに、
 どうして医療・福祉業界ではこうなのだろう?
 それは何故なのだろう?」更にそうコメント頂いてますが、
以前に別の職員と話したことがあります。この方は補助看する前に、役場やら、エステシャンやら
経験したことのある方なんですが、この方曰く
「結局サービス業は接遇がよくなきゃやっていけない面があるけど、
 病院とかは治療が中心になるから接遇の面が疎かになるんだろうね」だそうです。
確かに。同感。けど、もう古い。患者が病院を選ぶ時代なのだ。
勿論医療機関として治療の腕も必要ですが、それに接遇が伴っていなければ
生き残りも難しいでしょう。



前に、ソーシャルワーカーをやっている時に、知識のなさに落ち込んでいたら
「もし病院にかかるとして、すごく腕がいいけど、患者の事を想っていない医者と、
 そこまで腕はないけど、患者の事を親身になって考えてくれる医者がいるとしたら
 俺は後者に行く。その人の雰囲気とかは天性のものだから、
 あなたはそのままでいいから。知識なんかあとからついてくるから、
 そのままでいい」と励ましてくれた医事課の方がいました。
あの時はすごく励まされた。よくへこんだけど、立ち直れる言葉でした。
今でもモットーとして掲げてます。患者さんの事を想う気持ちは負けません。



相手のことを思いやること。これが福祉・医療の基本でしょう。
対象がご老人であれ、障害を持った方であれ、自分と同じ、“人生”を歩んでる方なんだから、
同じ目線で考えることも必要。まずは同じ目線にあわせ、それからずらして考えてみる。
「○○さんが寒いから服かして欲しいって、こんな暑いのに。」じゃなくて、
それはあなたの視線であり、その患者さんの視線じゃないから。
寒いって強く訴えてるのに、なんで自分の考えを押し付けるの。
そして再度要求されたら無視。あなたがそんなことされたら嫌でしょう?
当たり前のことを「自分と違うから」って却下。それじゃ患者さんはなんなの?
私たちはお世話「してやってる」んじゃない。お世話「させてもらってる」んだ。
そこんとこはき違えてる輩が多すぎる。やりなおし!



今日から姉と甥と犬がお泊りです。やっぱきゃわいー!!

電車男

電車男

ネットでは読んだが、違うのかな。映画見たいなぁ。