応援歌

マックのCMでサンキューレンキューってやつがあってて、
「後半はベーコンレタスバーガーセット!」って言ってて、
「後半?!」って突っ込んでしまった。突っ込むところじゃないけどね。
世の人はずっと休みだったんだねぇと思うと損した気分になっちまった。


  • 不平不満

今、天然さんと我が病院について話すことが多い。ここがおかしいとかどうとか。
皆麻痺しすぎている。患者さんをちゃん呼び。抑制への意識がない。そんなんばっか。
「保護衣着せてると便利だよね〜」とかさ。「ご飯まぜまぜしようね〜」とかさ。
アホか。最近ほんと目にすると腹が立つ。けれど一人で立ち向かう勇気もない。アホは私だ。
どうすれば通常の感覚に戻ってくれるのだろうか。検討中。
冷静に、考えれば分かるはずなのにね。繰り返しって怖いものだ。



病院の新しいホームページが出来てた。それは立派なものだった。
中身と全然違うのにね。なぜだかすごい腹が立った。
もしも、本当に悩んである方とかこのHP見て相談にきて、
それでベット空いてるからとかそういう理由で入院して、んでがっくりするでしょう。
そんな患者さんがいたらこのHP見たことを後悔すると思うんだけどなぁ。
妄想?いや、ほんとそうだと思うんだけどなぁ。



5月中旬から精神科デイケアが始まる。うちの病棟の一部のような部屋を使われるので
色々不便が生じる。けどしょうがない。社会復帰の第一歩ならば。
けれど会議の議事録には「最近満床にならないので入院させれる人はさせて」風な記録。
アホなのか?それともなんなのか?その矛盾は計算なのか?
それに疑問を持たないスタッフもアホなのか?アホだな。うん、アホ決定。ごめん。


  • I氏

一年前くらいに精神科からうちの病棟に転棟されてこられた患者さんで、
歳も皆に比べたら若く、割としっかりしてある患者さんがいらっしゃる。
Iさんという男性の患者さんだ。
Iさんは夜間は足が少しフラフラしてトイレがなかなか間に合わないとのことで
夜間はオムツを着用されてある。



今日、私がIさんのオムツ替えをしている時、ふと思った。
「Iさん、女性からオムツ替えされるのって、嫌でしょう?」
Iさんは暫く考えられ、うなずかれた。そこには羞恥心というものが存在していた。
しかし現状では、病棟には男性職員は一人しかいない。しかも介護側じゃないので
その男性がずっとIさんのオムツ替えを出来るかとなると、不可能である。
「ごめんね。女ばっかりだからね。けど、見てないけんね!パパッとするけん!」と言うと
Iさんは笑っていた。これまで何も考えずにやっていた自分に反省した。



あとでカルテを見てて、今日がIさんの誕生日だということに気づく。
「Iさん。今日は5月4日。何の日でしょう?」って聞くと
『5月4日は俺の誕生日じゃんか』と答えられた。とりあえず一人だったけど祝った。
んで周りの患者さんにも教えて、一緒に祝ってもらった。
Iさんはそれなりに嬉しそうで、こっちも嬉しくなった。
1年1年歳をとるごとに自由のきかなくなる体。不安だろうな。
少しでも意義ある日を作る手伝いをしたいんだけどな。何が出来るだろう。
自分への課題だ。自分の存在価値といってもいいかもしれない。戦わなければ。



おい お前 頑張れや 俺が ここで 見ててやるから


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